物流ウイークリー

物流ウイークリーに掲載されました。2021/3/15発行

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栄光陸運「コンベンションホールEIKOU」開設

多目的な利用を展望

栄光陸運(鈴木栄子社長、碧南市)では、このほど、営業所敷地内に新たな施設を開設した。

「コンベンションホールEIKOU」と名付けられた同施設は主に社内の会議用として使用され、鈴木社長が、「建物の外観からは中が想像しにくい」と語るように、縦長構造のホールで100人ほどの収容が可能。壁面には社長自らが描いた絵画が8枚並べられ、完成して間もない空間に同社ならではの重厚感を与えている。

同社は定期的に取り組まれるこうした設備投資に触れ、「社員らへの会社の挑戦的な姿勢を示す良いメッセージになるし、会社が成長してきた証を残すという意味でも有効なもの」とその意義に言及。さらに独立した専用の室内は集中力が高まるとの考えを明かし、「より良い議論やアイデアを生んで、それが社内品質向上へとつながっていく」と見解を述べた。

 また、同社長は同施設の用途について、「会議だけでなく健康診断や研修会に交流など、アイデアを出して多目的な場所となれば良い」とコメント。「自発的な行動を求めるには、それを促進するための環境を整えることが肝要」と力を込め、今回の動きがもたらす社内外における前向きな相乗効果に、期待を寄せている。(新妻聖一)