社長の画集が出来ました。

社長が今まで描いた74枚の絵の画集を発行しました。

画集の1ページ目の内容を載せました。社長の絵との出合いや沢山の想いが込められています。

社長の写真も沢山載っている画集です。まさに集大成です。

1999年から絵を書き始めて今年で23年目。

将来的にチャンスが出来れば絵を描いてみたいとは常々思っていた。

45才で離婚。その後、栄光陸運株式会社を起業して6年目の頃。

人生のほとんどを仕事と子育てに追われてきた私。

そんな多忙な日々の暮らしの中、51才の時でした。

友人の誘いで絵を習う機会が訪れた。

絵画教室に通い始め、絵心が芽生えたのです。

絵の具を油でといて、キャンパスに一筆入れた瞬間・・・

えっ!いける!楽しい!

正に、心にスイッチが入った瞬間でした。

今まで無趣味で仕事中心だった私、絵は時間と場所を選ばず、

自由な時間に自宅で描ける事が、私にマッチした。

習い初め、先生には、「バランスのいい絵を描きますね」と言われた。

しかし、一生懸命描いたキャンパスの上から、先生が一色に塗り重ねた。

先生流の描き方でしょう。

日展に出品する訳でもなく、上手く描きたい訳でもない。

自由に好きに描いて絵画を楽しみたい。

1ケ月で教室をやめ、自分の好きな構図で我流に自由に絵を描こうと決めた。

人生初。“鈴木栄子”が趣味を見つけた!喜び、楽しさを知る事が出来たのでした。

絵を描いていくうちに、ポストカードを作ったり、会社のFAXの挿絵にしたところ、

周りの反響がとてもよかった。

今では毎年12枚の絵をカレンダーにしてお客様に差し上げています。

花苑のお客様へのノベルティーの挿絵にも活用しています。

20号、30号の絵を1枚完成するまで20~30時間を要しています。

絵を描く事に目覚めた私は、余暇の全ての時間を絵に費やしています。

集中して描き上げた後は、精神的にエネルギーを消耗させます。

それくらい絵を描いている時は、時間の過ぎるのも忘れるほど夢中になり楽しい時間です。

絵のテーマは「花と女性」。もともと「花」は好きで、

イングリッシュガーデンも自宅の隣地を購入し創ってしまう程です。

仕事が男性社会の運送会社という事もあり花も絵も皆さんの癒しになればという思いでした。

キャンパスの中に登場する女性との会話も楽しいし、完成された素敵な女性と巡り会える事。

それが実に楽しい。

登場する全の洋服も帽子もジュエリーも私のイメージ栄子ブランドです。

栄光陸運や飲食店の花苑を続ける中で、年令を重ねて行く私、

絵を描くことは仕事への活力にもなり老いてもできる最愛の趣味です。

素晴らしい趣味を得た私は生涯孤独知らずの幸せものです。

一人で生きて行く事にも寂しさはなく、自分の老後やその先の人生を考えたとき、

私の絵が皆さんに感動と癒し、そして幸福感が少しでも感じて頂ければ、

私に存在価値があり絵を描く意味があり、それが何かに繋り心豊かに幸の輪が広がれば私の人生最高。                       

                              鈴木栄子